2016年8月22日月曜日

8/22 room share

8/22 room share

本当に生きている中で時々
「自分ってついてないなぁ」って考えたりする瞬間が何度かある。

それもすごくheavyだったりすごくlightなものだったり
様々である。

そして少し大人にもなったので
その時々で仕方ないって自分に言い聞かせて
事なきを得ることも最近多くなってきた。

ただ、この1ヶ月は「仕方ない」では片付けることが出来ず終い…。


日本には、馴染みのない習慣のroom share.
いわゆる一つ屋根の下にバックグラウンドの違う人間が
寄り合って住む。

もちろん生活習慣や考え全て違う人と過ごすと
自ずと弊害も出てくるのも間違いなくある。

そしてその弊害に僕も直面してしまった。

Room shareの際に必要なこと。
それは住む条件を提示されてそれに従うこと。

日本でいう『敷金』こちらでは『Bond』といい
退去時に返金される。

そして
家賃も1ヶ月単位ではなく週単位で払うことがあり
こちらでは「rent」という。

だいたい
最低でも3ヶ月の滞在を義務づけられることが多い。

僕の場合オーナーの承諾で
2ヶ月滞在を許可されたのでそのつもりでいたけど…
やはりここは海外。
トラブルは付き物で

いつもオーナーの友人とオーナーと食事を共にすることが多く
その日もオーナーの友人が作る無国籍な料理を食べ
他愛もない話で盛り上がりいつも通りに部屋に帰って


しかし、
明くる次の日の朝
リビングのソファで眠る友人。
おそらく飲みすぎた様子。

そして起きてきたオーナーからの一言
オーナー「かわいそうだろこいつ。こんなにも飲んで。
     彼は昨日仕事を失って家もこれから失うらしい」

自分「新しい家は見つかった?」

オーナー「ううううん」

自分「何?」

オーナー「君には言いたくはないけど…彼をここに泊めようと思う。
     ただリビングに人が住むのは良くない。だから…
     TOM!申し訳ないけど出て行って欲しい。
     ごめん。友達と契約を取るか悩んだけど
     僕は友達を取ることにした。本当にごめんなさい。」

自分「エェェェェェ?」「どうすんの自分」

オーナー「ごめんなさい」

自分「(-。-;」


今まで数々の別れを経験したけど
こんなに心の底で煮えきれぬ思いで別れたのは初めてのことで
どうすれば良いかもわからずで…。

同時にまだまだ大人ではないと感じることもあり
大人であれば「仕方ない」で片付けれるだろうし…
まぁまだまだですね。本当に。

ただ、これも貴重な経験であると同時に
自分のこれからを構成する一つの要素だと思えば
心も晴れる部分はあるかと思います。

またまたしばらくは
Back packer Hotelでの生活が続くかと。

少し落ち着いたら
こちらの情報も載せようかと。

では、また。

小野寺奨 個人HP  ただの表現の場所 LINE:@tsutomu1201jp mail:tsutomu1201jp@gmail.com