2018年5月27日日曜日

旅猿〜ホイアン・ダナン〜DAY1-②


旅猿〜ホイアン・ダナン〜DAY1-②


TAXで今のところ何が『綺麗なビーチ6選』なのか分からない
ビーチサイドを走る。そして、またまた響きあうクラクション。
ここにきて分かったのはクラクションさえ鳴らせば
「自分の道は拓ける」そのようなことも感じるくらいに鳴っている。
調べてみたら一日平均で23人ぐらい交通事故で亡くなっているみたいだし
鳴らしたくなる気持ちも分からないでもない。

20分かからないぐらいで着いたホテル。

Vinpearl Da Nang Resort



















オレンジのアオザイなのか民族衣装なのか分からないけど
綺麗な従業員に案内されてCheck in.
ウェルカムドリンクもそこそこに案内された部屋。

まさに理想通りのホテル。ってよりも
その上の上のホテルだった。
正直、幸せの基準が極端に低いし
贅沢に育ったわけでもないし家族旅行なんて両手の指で数える程も
言ったことないからこんなことでも感動してしまう自分に
ビックリしながらも今の自分に最高級な部屋がそこにはあった。
二人には充分すぎる部屋の広さ、そして余すことない部屋の造。
シャワールーム兼洗面所兼バスルームだけでも寝れるかなって思うほど広く
下手な感想だけど『ラグジュアリー』な空間に浮き足立った自分がいた。
そして、海に面したテラス席。Sun riseと海を望める部屋に感動しっぱなしだった。

またとして気づいたのは、大人にはいちいち休憩が必要であること。
休憩しつつホテルに着いているプールに。
なんとなくホテルでゆっくりするためだけにハワイやリゾートに行く
経営者な気持ちもわかりつつゆっくりと小休憩。


















妙に横で寝そべりながら本を読むウエスタンな女の子に目がいってしまったのは白状しますが。

そんなこんなで夜ごはんを食べに
Hoi anへ。

日が暮れつつあるビーチサイドの大きな道を南へ進む。
この頃になるとクラクションがBGMかなって思うほどに慣れてしまっていた。
この国の交通状況は、とにかくヒドイ。これも文化なのかって思ったり。

Hoi an


















16世紀に港町として外交の拠点となった街。ベトナム戦争下でも壊れることなく

古い町並みが残り1999年ユネスコ世界遺産に認定された。
埃っぽい町並みに入り組んだ道路の中に昔の名残を感じた。

すっかり僕たちは疲れ果てて腹ペコ。
旅の醍醐味と言えば『食』かなって思いとにかくVietnamグルメを食べ尽くしたく
食べ歩きを敢行。

ホワイトローズ






















ベトナム料理の『ホワイトローズ』海老ワンタンみたいなもので
ワンタンの生地の厚みが妙に口当たりがよくって少しピリ辛い。
ここにきて少しだけだけどVietnam料理が美味しいって感じたり。
そして、タイガービールと店の完全にローカルな雰囲気がよかった。

入り組んだ街並みと裏路地には現地の人たちの生活が
余すことなく出ていて本当に違う国にいるんだなって思い
鼻をつく臭いを我慢しながら次の目的地へ

忘れていたけど
東南アジアのご飯の醍醐味である『チキンライス』を食べないと
国によっては名称も作りも違う。
Thaiであれば『カオマンガイ』
シンガポールであれば『ハイナニーズ・チキンライス』
そしてVietnamは『コム・ガー (Cơm Gà)』である。

Cơm Gà Bà Buội
『オープンテラス』ですか?って言うほどの寺院の庭先に
簡易的な机と椅子が用意されていて周りには現地の子供連れの家族に
バックパッカーらしきウエスタンの女の子たち。そして自分たちと。

とにかくお米が食べたいので
『チキンライス2つ』を注文。

安定性の悪い椅子に座りながら待てども来ない。
と言うよりも、どこにキッチンがあるのかって思うほどに
ここは、庭先で周りは何もない。一抹の不安を募らせながら待っていると
先ほどと違うおばちゃんからの一言
「もう無いよ!!おしまい!!」ってニュアンスで終了宣告を受け
トボトボと次の目的地へ歩こうとすると

庭先の横にそこのキッチンらしきものがり
席も数席ありちらほら食事する人たちもいて
「ここもあるんかーい!!」なんて思っていると
終了宣告を言ったおばちゃんが、別の席に運んでいる
2つのチキンライスは
明らかに僕らがオーダーしたものじゃないの?って思い
見ているとオーダーを取ったおばちゃんが
「このチキンライスはあの子達の!!」みたいな感じで
大きめの声で言ったみたいでそのままの流れで着席。

先に運ばれそうになったカップルたちに
すごく悪い気持ちになりながら食べたチキンライス。





















冷えている。明らかに冷えている。
そして、憎きパクチーが真ん中に鎮座している。
『ダメだ!!これは!!』って明らかに脳が言っているので
避けていると目の前にはそれを悠々と食べる友人。

きっとこの先例え東南アジアの人と付き合ったりしても
パクチーは克服できる自信はない!!
ただ、Thaiで食べたチキンライスとは違い辛くもなく
どちらかって言えば母親の気まぐれで作った炒飯に鶏胸肉入れました。
みたいな味でそれも悪く無いかなって思ったり。

お腹が満たされたら元気も出てきて足取りも軽くなり
ホイアンの南を流れる川『トゥボン川』のほとりを歩き向かうは
ナイトマーケットへ。
灯篭の流れる川に船で周遊もできるこの川。
いろんな夜景を見てきたけどこのホイアンの夜の雰囲気は、
自分の人生の中で一番って言ってもいいほど美しい。



























街中には様々な色で作られた提灯が並び
日本のような煌々と街灯の明かりもなく提灯の明かり。
そして、店先から洩れる明かりがコントラストをなして独特な幻想的な雰囲気を醸し出し
古い町並みを美しさを増すスパイスかのようだった。

そしてナイトマーケット



















これも東南アジアの醍醐味の一つだと思う。夜のホイアンの雰囲気と
そして飛び交う行商人たちのセールス。
「どこから来たの?」
「日本」
「日本人は友達。俺ら友達!!安くするから買えよ!!」
って言う二アンスで売りつけてくる。
なぜか分からないけどそこでは、上下セットでセットアップとして服を買った。
日本で着るかわかんないけど
でも、やっぱりそこでしか買えないもの
そしてそこでしか味わえない空気で買ったものは一生ものだと思う。

TAXドライバーと約束の時間が近づいてきたので
ホワイトローズの店の軒先でTAXを待つ。
なんか、待っている間だけ夜の街にぼぉーっている時間が
旅人っぽくって夜風を感じながら本当に遠い街に来たってしみじみ思った。
そして、
一抹の不安もありながらも時間通りにTAXは来てくれた。

日暮に走った道を夜の雰囲気を背負うように
TAXで走った。夜になっても大きな幹線道路には、
原付のクラクションの音が鳴り響きもはや
なり終わらないのかなって思うほど鳴り響いていた。
そして気づいたこと、
友人は手ぶらでまるで少し家の近所を散歩するかのような
軽装で夜の外国を歩いてたことに驚愕はした。

程なくしてHotelに着き初日が終わった。
いつも家に帰ってご飯を食べて少し勉強して気づいたら寝てて
お風呂に入ってなくって深夜に起きて風呂に入ってまた寝て。
そんな毎日の繰り返しだったので
こんなに充実してそして刺激的な毎日は久し振りだった。
きっと学生時代に苦楽を共にした友人と日本でない場所で
1日を過ごしたから。そして、充実した疲れを感じながら

寝落ちしてしまっていた。














DAY2-①に続きます。

小野寺奨 個人HP  ただの表現の場所 LINE:@tsutomu1201jp mail:tsutomu1201jp@gmail.com

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