2018年5月28日月曜日

旅猿〜ホイアン・ダナン〜DAY3

5月23日(水)

旅猿〜ホイアン・ダナン〜DAY3

僕は、いつも朝がとにかく早い。
そろそろ病的なんじゃないかなって思うほどに
目が覚めるのが早い。ここVietnamでも発揮してしまった。













AM5:00。
朝日が上る少し前に友人を起こさないように
そろりと起きてまだ従業員が整備をしているプールの横を抜けてホテル前のビーチへ。
1年ぶりにサンダルを脱ぎ捨てて踏む砂浜の感触が心地よかった。
そして、現地の人たちが漁から戻って網から魚を取り出し
何を言っているかはよく分からないけどどうやら喜んでいるみたいだった。
ここにきて気づいたのは、朝の風も夜の風も少しばかり都会の
神戸で住んでいる自分にとっては心地よかった。













一人の時間。そして海外で過ごしているからか分からないけど
やっぱり自分のこれまでのこと、そしてこれからのことを
一個ずつ整理して考えながら砂浜を歩いた。
考えても考えてもこれからのことの答えはいつも同じで。
やっぱり自分の中にある答えは、どこで出しても同じなんだなって思う。
射手座×末っ子=ワガママ。そんな自分はこれからも変わりそうにないって思った。

ぼちぼちプールも開く時間である6時になったし
部屋に帰ると準備万端な友人も起きており
今日はどうかなって思うと意外にもプールには入らずに
そのまま最後のVietnamのメインイベントでもある登山へ。

ここ2日でお馴染みになったビーチ沿い幹線道路を
今回は、徒歩で渡れるのかって思うと案外あっさりと
向こう側に渡れてしまい拍子抜けはしたけど
いつもHotelから見えた山へ。早朝登山に。

The marble mountain通称:五行山












全てが大理石で出来た山で今から200年前の阮朝の帝王、ミンマン帝により付けられ、
木山(モックソン)、陽火山、陰火山(ホアソン)、土山(トーソン)、金山(キムソン)、水山(トゥーイーソン)
と陰陽五行説にのっとて名付けられた。
孫悟空が昔、官職を与えられたに関わらず地位の低さに憤慨してしまい幽界された山でもある。
この山。とにかく険しい。険しすぎる。体力を全て奪うかのように階段も急である。
20代後半。そないに体力はございません。

しかし、そんな疲れも飛ばすかのように
山の中にある寺院や観音菩薩の姿に肝を抜かれる。
容易に『神々しい』なんて言葉を使うのはどうかなって思うけど
本当に神々しい。鍾乳洞の中に建てられた寺院にそびえる仏像の姿に
呼吸を忘れるほど魅入ってしまう。




















最近は、写真を撮るだけでお参りをしない人が増えたと
京都の寺社の人たちは言っていたけど、
やはり日本人としてしっかりと手を合わせて『願う』のではなく
『ありがとうございました』っていう『感謝』の気持ちで手を合わした。

きっと、何十年も先もここの景色は忘れないだろうって思い
五行山を後にしてHotelに戻った。

Hotelに着く頃には、日も高くなり
今日も暑い日になりそうだって簡単に予測できてしまった。
案の定、暑かった。しみじみ良いHotelに泊まってよかったて思った。
帰りの準備もそろそろに休憩も兼ねていたけど
ここでも友人は最後のプールへ。
このHotelにプールがなかったら少しゾッてした。

HotelCheck Outして向かうは、
Danang市内へ。お土産を買いにTAXI
慣れっこになったクラクションと共に幹線道路を北上した。

朝ごはんも食べていなかったので
Vietnam最後の食事は、やはりバインミーに。
チェーン店のバインミーはそこまで美味しくなくやはり
ホイアンで食べた汚いお店のバインミーが美味しかった。
日本でも同じだけど汚いお店のご飯は見た目にかかわらず美味しいところが多い。

Vietnamには、大聖堂やバインミーとフランス文化を受けた部分が多くある。
PHEVA CHOCOLATEもその一つだと思う。

Vietnam産のカカオで作られておりフランスのショコラティエが手を加えて
作られ今日では有名なお土産の一つになっている。

12種類のフレーバーからなるチョコレートは、
少しビターな大人の味でそしてほろ苦い。
こういうのを好むようになったのも大人になったからである。

ここでも誰にあげるかは聞かない雰囲気で二人とも数点購入して店を後にした。
干渉しすぎない関係性がちょうど良いって思うのは男同士だからと思う。

大きな荷物を預かっていただいた日本食レストランに戻り
またしても休憩をしてそして空港へTAXIを走らせた。
空港に入るだけなのに料金を増されたのにすこしイラってしながらも
Danang国際空港に。

いつもそうだ。
空港に来てしまえばその旅は終わりになってしまう。
そして帰りたくないなって思っても帰らないといけないのが働く者の決まり。
きっとすぐには来ることは無いけどまた来たいって思う
そんな国。それがVietnamなのかなって思う。

Pm 2:15発 BL164 DAD-KIX

5時間後には、もう日本についてそして日常に戻ってしまう。
そんな気分で飛行機に乗り機内のVietnam人の煩さにうんざりしながらも

5時間のフライトを終えて帰国の途についた。









旅猿〜ホイアン・ダナン〜Finalに続く。

小野寺奨 個人HP  ただの表現の場所 LINE:@tsutomu1201jp mail:tsutomu1201jp@gmail.com

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