2018年5月27日日曜日

旅猿 〜ホイアン・ダナン〜 DAY1


旅猿 〜ホイアン・ダナン〜 DAY1


なんとなく決まった行き先Vietnam Danang, Hoi An.
正直、東南アジアに行くのは嫌だ。これは食わず嫌いとかでは無くって
純粋に経験に基づいて嫌いだ。

好きな人には申し訳ないけど、
何年か前に行ったThaiで経験した
強烈に鼻をつく臭いと見た目にわかる最悪って言ってしまいそうな
衛生環境を経験した身だからである。

だから、きっと自分以外の人間が行きたいって言わなければ
死ぬまで行かないんじゃないかって。

そんなことを思っていたら
本当に何の拍子か分からないけど行くことになった。

2泊3日
今の生活になって初めて3日もお休みをもらって
Vietnamへ行くことになった。

521日(月)
手前味噌な書き方になるけど
遠足の日の子供みたいに大人になっても同じで少ししか寝れなく
準備万端で始発でとりあえず集合場所の難波まで。

少し浮かれながら乗る始発でこれから仕事に行く人
飲みすぎて始発で帰る人、学校に行く人。本当に様々だ。
集合場所に着いた時に見た友人の荷物の量には、ビックリした。
20Lぐらいのタウンユースなバックパック。
一方の僕は40Lのバックパックに20Lのサブバック。
彼こそが究極の旅人じゃないかなって思ったり。

難波で落ち合い関西国際空港へ。

恥ずかしいけど、
僕は、空港が好きである。とてつもなく大きな空間に
何十カ国の人々が行き交い船便を除く外国につながる唯一の入り口。
少し背伸びしてしまうのは何度来ても分からないけど毎回背伸びしてしまう。

また、ビックリしたのは
当然友人は、機内荷物で十分だということ。
これが究極な旅人かと本当に思う。

am9:15~PM12:00[現地時間]
Jet star pacific BL165便 KIX-DAD 

出発が少し遅れてしまったけど
約5時間のフライト。
少し寝れば着くかなって思うけど大概寝れず
でも移動中の時間は嫌いじゃなく
大概は本を読むか、映画を見るか、思いつく何かしらを
iPhoneのメモに書き込むかのどっちかである。

Danang国際空港
降りると同時に東南アジア特有のナンプラーみたいな
独特な臭いとそして湿気の帯た暑さ。
まるで東南アジア嫌悪症の開会の合図みたいな感じだった

Danang
縦に長い国のVietnamの中部最大の都市。
かつてのアメリカとのベトナム戦争の際の激戦が行われた場所の一つ。
昔を生きたVietnam人にとっても未だにアメリカ軍の駐屯基地の色合いが強いらしい。

大体、海外の空港に着いたら
よくあるのはTAXの客引きである。まるで、「よっ!!待ってました!!」みたいな勢いで
声をかけられて確実にぼったくられるのかなって思うほど胡散臭い笑顔で呼ばれる。

そんな胡散臭いTAXの運転手に連れられて
まずは、手始めにベトナム=Pho フォーだろってことで
地元でも超がつくローカルな場所にある

Pho75』




















現地で住む日本人BloggerBlogで下調べはしたつもりだけど
本当に圧倒されるほどのローカル感である。
自分たち以外は、完全に現地の人間。
そして、店っていうよりも人の家の
リビングでご飯を食べるかのような感覚の席に通された。

なんせ店主のお父さんはテレビに夢中になり横になっている。

ここまできたら
東南アジア嫌悪症の僕でも腹をくくるしかないって思い
注文をして味を楽しもうっていう気兼ねになりチキンの乗ったPhoを注文してみる。

注文して5分も経たないうちに運ばれてきたPho
忘れていたけど東南アジア嫌悪症な僕の嫌悪になる材料の一つ。
それは、まさにパクチーである。
加熱されたパクチーはダイレクトに匂いが伝わり未だにダメである。

それが、そのPhoにはたんまりと入っている。
もちろんそりゃそうだ。ここは、ローカルな店で東南アジアの一国Vietnam
腹を括りTryしたけどやはりダメ。完全にカメ虫である。この味は。
カメ虫は食したことないけど。

でも、
Phoの味は本当に美味しくつるっと米で作られた麺とスープが
腹ペコの自分には最高な贅沢な気がした。
50000ドン日本円で250円。



















店を出る頃には東南アジア嫌悪症な自分も少しずつ
リミットが外れそうな気がしてきた。

日本の湿気を含む暑さとは別類の暑さの中
次の目的地まで歩く。大荷物と一緒に歩く。
鼻を突く臭いと埃まみれの街。
そして、東南アジア特有の交通状況の悪さ。
クラクションが鳴り止まない街で原付の数の多さに圧倒されっぱなしで
先が少し思いやられながらとにかく歩いた。

場所がわからず、迷っていると
『どこに行くんだ?』って歯が黄ばんだスマイルで聞いてきた
おっちゃんに教えられて着いたのは


『ダナン大聖堂』



























1923年 フランス統治下で建てられたイギリス発祥のネオゴシック様式のローマ・カトリック教会。
何がどうっていうよりもとにかくPINKな教会である。古くに建てられたにも関わらず
綺麗な状態でDanangの中心部に存在するそんな教会。ここだけ少し浮いているぐらいに
異様なPinkな教会。そして、その異様さよりも一際異様なのは、
東アジアの人間である中国、韓国の人の写真に対する情熱である。
物を取るよりもそこにある物と自分をどれだけ美しく取れるかにかける情熱は、
自分自身が自撮りすることが嫌いな自分にとっては異様である。
ここでもまじまじと文化の違いに触れることができた。

そして2人して気づいたこと
ここまでですか?って思うほどの体力の衰えである。
重いカバンに劣悪な交通状況。そして、肌の焼ける音が聞こえそうなぐらいの
日差しに体力を奪われてしまい歩けない。

水分補給だ!!って寄った
Ut tich




















ベトナム戦争下で活躍した『ベトナムの母』の名前のCafe
そこに着くまでにあったカフェと違い少しこ綺麗で尚且つ店員さんが
少しばかりか可愛い子が多い。

『何かおすすめでもある』って聞くと
『ピーチティー』と言われ柄にもなく『ピーチティー』を
大の大人2人とも注文して小休憩。生き返るのと同時に
少しばかりの老いを感じながらピーチティーを味わった。
味は普通だけどきっとここまでの労を感じながら飲んだので
かなり美味しく頂けた。不安なのは、溶けた氷でお腹をくださないか。
それだけだった。

次の目的地までとにかく歩く。
日焼け止めも無意味なぐらいに日も照りつけてて
尚且つ埃っぽい街と渡れる気配のない道路。
そして、喉が乾く乾く。
喉を潤わさないといけない!!って危険信号が出ていたので
昼間っからビール。言い換えれば命の水ばりに美味かった。
きっと、砂漠で飲む水ぐらいにこの時のビールは美味かった!!

そして、
向かうは海。それも、US版フォーブス誌が選ぶ
『世界の綺麗なビーチ6選』の一つ。

My Khe Beach ミーケビーチ 


















大体評価基準なんて曖昧なので
何を持って綺麗なビーチなのかこの時点では話からなかったけど
なんせ広いビーチとビーチサイドに作られたレストランは、
さすが観光都市を目指す国だなって思った。
砂浜の綺麗さを堪能しながらも不便なのはロッカーが無く
荷物を預けれる場所もない。
ってか、まずこの街にロッカーなどなく
きっとロッカーに預けてしまえば次開ける頃には
無くなっているのが普通だからかと思う。

そして、ここでのアクティビティーは辞めにして
とりあえずホテルに向かう。
僕、個人としての今回の旅の醍醐味はこのホテルにかかってるって
言ってもおかしくないぐらいに楽しみの一つだった。

DAY1-②に続く




小野寺奨 個人HP  ただの表現の場所 LINE:@tsutomu1201jp mail:tsutomu1201jp@gmail.com

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